ゴリアテの憂鬱

アウトサイダーのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

アウトサイダー(1981年製作の映画)
3.9
タル・ベーラにしては珍しいカラー作品である2作目の長編。

描かれるのは、社会不適合な人格を持つバイオリンを奏でる音楽家の末路。

この時点では後のタル・ベーラらしい作風は見つけられてなかったのだろうと思いますが、以降の作品でもよく描かれる酒場と音楽のシーンはここにもありました。
それは後の作品と同じように、とても魅力的なものでした。

あんなに楽しそうにバイオリンを弾けるように、いつか僕もなってみたいです。