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英国王のスピーチのtottsunのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.5
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「英国王のスピーチ」
こちらも以前見たことあるシリーズです。
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベスは、彼のためと思い様々な医者を探し治療を依頼するがなかなか上手くいかず焦燥感から怒るジョージ6世。そんな中エリザベスがスピーチ矯正の専門家ライオネルの存在を知り彼のもとへ夫を連れていくが…
ちょっと珍しいくらい怒り狂うコリンファースが見れます。笑
下品なワードを言っても彼の紳士的な姿で相殺されるのでさすがですが…笑
彼の立ち居振る舞いはさすが紳士といった雰囲気でしょうか。
特に軍服姿はとても凛々しく気品が漂ってます。
そういうところがファンとしては嬉しいものです。
この作品はありとあらゆる名役者たちが名を連ねてます。
ライオネル役にジェフリー・ラッシュ。妻エリザベス役にヘレナ・ボナムカーター。父ジョージ5世は「ハリーポッター」シリーズのダンブルドア役マイケル・ガンボン。ウィストンチャーチル役でさえこれまた「ハリーポッター」シリーズのピーターペティグリュー役のティモシー・スポールときてます。
最初はライオネルの独特の治療方法に戸惑い怒り狂うジョージ6世でしたが、いざ始めるとそのやりとりが面白くてたまりません。
口元緩めてあぅあぅあぅ。って首振ってる姿はシュールで笑ってしまいます。
あとこの作品が特筆すべきはちょっと変わったショットの数々です。
不思議なカメラワークだなぁ。と観ていていつも思います。
それによってさらにシュールさが際立っているような。
ライオネルの診療所もの内装もちょっと変わってて興味が惹かれます。
歴史に関わる話ですが難しくないので見やすいです。
私的には☆☆☆☆.5かな。
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