アリカワ

英国王のスピーチのアリカワのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

初の戦争スピーチ、
スピーチ後半のライオネルの表情とか、
スピーチ後の自信に満ちバーティの表情とか、
信じてたと言いつつ一瞬泣きそうになる妻の表情とか、
曲もいいし感動的だった。

左利き・王脚の矯正、言葉遣い、
"こうあるべき""これをしてはいけない"と
昔から抑えつけられてきただけでなく、
友達はいないし、兄は自分と違って好かれるし、
辛い幼少期を過ごしてきたバーティ。

抑圧ってほんと良くないな。

吃音になったのはおそらくストレスだが、
ライオネルのおかげで徐々に心が解放されてく様がよかった。

最後、Wでつっかえてたと指摘するライオネルに、
「わざとだ、私だとわかるように」と返すのも、
大きな山を一つ乗り超えた感あって、ぐっときた。

てかジェフリー・ラッシュ、バルボッサのイメージしかなかったから、丸眼鏡が似合うのも、面長なのも、なにより、あんないい声だったとは、びっくりしました。

ライオネルとバーティ、お互い良い方に刺激しあって、2人とも成長しててよかった。