ある出来事をきっかけに、時間を行き来できる「タイムリープ」の能力を身に付けた主人公。最初は妹に取られたプリンを食べに行ったり、カラオケを何時間も歌うという下らないことに使うものの、やがてそれも回数が限られていることに気付き…
もともと原田知世の実写作品が好きで鑑賞した映画。
まるで青春の一コマ一コマを見ていく感じで微笑ましい序盤。
中盤から話は展開を早めて引き込まれるのですが、序盤の伏線がどんどん効いてくるタイムトリップものらしい見事な王道。
伏線回収に再度見直してしまいました。
聞き慣れた声優さんでもなく、当時は声で顔が見える俳優さんでもない、新鮮な聞き心地の声当て。
全てが合わさって、実写では描ききれない空気を感じました。
爽やかで、鮮やかで、眩しくて、切ない。
「青春」と言われる時期と似ているのかもしれません。