市川雷蔵&瑳峨三智子によるラブコメ時代劇
【あらすじ】
作州津山(岡山県)の浪人である市川雷蔵、実は出生の秘密があり若殿(二役)とは双子の兄弟
だが堅苦しいのを嫌う雷蔵は武士の道に見切りをつけ、芸事で身を立てようと江戸へと旅立ちます
奇しくも同じタイミングで同じ方向へ若殿一行が旅立っており、その目的は将軍家の姫(瑳峨三智子)との縁談を成功させ世継ぎ争いを決着させることであったのだが
その世継ぎ争いの敵対勢力により若殿が毒を盛られて重体
つまりお家騒動に巻き込まれる形で雷蔵は若殿の影武者になるんだけど
お姫様に惚れられたり、敵対勢力に襲われたり、そういった騒動をコメディタッチで描く時代劇となっています
【感想】
再見、例によって中身を全く覚えてなかった作品
なんとなく残り何里とか、長い行列だったり、五月みどりの歌のシーンにデジャブがあるくらい
瑳峨三智子が魅力的
プンプンしたかと思えば甘えてきたり、大胆なアタックに雷蔵がタジタジになるのが面白い
ラストはちょっと意外かも
雷蔵と瑳峨三智子がくっつくのは既定路線なんだろうけど、瑳峨三智子のほうが身分を捨ててまでってのは予想できなかった
むしろ若殿が身分を捨てて五月みどりと一緒になって、浪人雷蔵の方がそのまま若殿に収まり姫とくっつくのかなぁって思ってた
まあどっちにしても普通にありえない強引な展開なんだけどね