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ロストパラダイス・イン・トーキョーのAQUAのレビュー・感想・評価

3.1
白石和彌監督の初監督作品。
元OLで地下アイドルをやりつつ夜は風俗で働くファラはホームレスをしながらお金を貯めて島(アイランド)に住む事を夢見ている。知的障害を持つ兄、実生とマンションの勧誘で働く弟の幹生と知り合い、3人の生活が始まる。

地下アイドルの必要性だけ感じないけど当時は地下アイドルの存在自体が時代を象徴するものだったのかどうかは不明だけど人に対して分け隔てなく真摯に向き合うファラには好感が持てる。

臭いものには蓋をしがちだけど逃げずに向き合うことの大切さを教えてくれる作品でした、もっと底辺の人の映画かと思ってた(ウシジマくん的な)

映画.com参照
社会の片隅で今を必死に生きる3人の男女が小さな希望を見つけるまでを描き、国内外の映画祭で注目を集めた人間ドラマ。両親を亡くし、知的障害を持つ兄・実生と2人で暮らすことになった幹生。兄の性欲処理のため、部屋にときどき風俗嬢を呼んでいる幹生は、秋葉原でアイドル活動を続けながら風俗で働くマリンと出会う。メガホンを取るのは、若松孝二監督の下で演出を学び、本作が長編デビュー作となる新鋭・白石和彌。

ロストパラダイス・イン・トーキョー
2009/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
AQUA

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