マルメラ

狼たちの午後のマルメラのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.5

前半はコメディーのような展開。
だが、だんだん社会性を帯びてくる。
実話ベースの映画。

銀行強盗に入るが、全然金庫にお金が入っていなく、気がつけば周りを警察に囲まれ、、、

冒頭15分見終わった段階で、「あれ?この展開どこかで見たことある」となり思い出してみたら、本広克行監督の「スペーストラベラーズ」とほぼ同じ展開。
ちなみに、スペトラはコメディー映画として、それなりに面白いです。

「アッティカ!アッティカ!」と群衆に叫ぶシーン。とても印象的でした。
あれはアッティカ刑務所暴動という事件のこと。
つまり、権力の横暴を許すなという意味合いで使われてると思われる。

ただ、個人的にアメリカンニューシネマによく見られる展開が好みではないので、そこまで高評価にはならず。
マルメラ

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