きんゐかうし卿

ザ・ウォーカーのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

 
 
 
自宅にて鑑賞。原題"The Book of Eli"。“イーライ”の役作りに約20kg体重を絞ったD.ワシントンが共同製作も兼ねている。『マッドマックス』シリーズ('79~)に代表される退廃した近未来が舞台。全篇を通し流行りの彩度を抑えた色調だがコレには意味有り。白兵戦シーンが良かった。オチはF.トリュフォーの『華氏451('66)』のバリエーション。ただラストは冗長で余分。“カーネギー”のG.オールドマンは流石でこのテの役が似合う。“ソラーラ”のM.クニス、若かりしC.リッチを彷彿させる。65/100点。

・初対面の際、手をチェックするのはカニバリズムのチェックか。“クラウディア”のJ.ビールスは女性らしい変貌に驚く。ラスト近くM.マクダウェル演じる“ロンバルディ”が書棚に仕上がった聖書を仕舞う時、傍にある本は『TNK(タナハ:ヘブライ語の聖書)』と読める。

・鑑賞日:2011年11月20日
★☆ 某サイトより転載 ☆★