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『あなたとは違うと云う復讐と収束』
自宅(CS放送)にて鑑賞。実話ベース。二機の飛行機が空中で衝突、乗客乗員全271名が犠牲になった不幸な事故が発生。妻と身重の娘を亡くした被害者の男と事>>続きを読む
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『各人の逃れられないしがらみに由る贖罪と救済』
自宅(CS放送)で鑑賞。中学時代に親友を見殺しにしたと自らを責め続ける男、児童三人を轢き殺した息子を持つタクシー運転手、17年前(14歳)>>続きを読む
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『タイトルとラストシーンに込められた想い』
自宅(CS放送)にて鑑賞。交錯する過去に縛られ、複雑なしがらみに藻搔く人々を描くミステリー。25年前のエピソードの雰囲気や画面は『天城越え('>>続きを読む
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『眼を背けられないリアリティさ』
自宅(CS放送)にて鑑賞。実在の附属池田小事件加害者一家がモデルと云われ、自己中心的で自らの勝手な理想や幻想を、高圧的に他者へ強いる男の末路を描く。元凶>>続きを読む
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『エピゴーネンと呼ばれても仕方のない凡作』
自宅にて鑑賞。北野映画を支え続けたプロデューサー森昌行と袂を分かつ事になり、名実共にオフィス北野への置き土産となった“最終章”。テイストは違え>>続きを読む
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『全ては劃した想いの儘に』
自宅(CS放送)にて鑑賞。アルツハイマーに陥った嘗ての連続殺人犯の慚愧と葛藤を描くミステリー。先行して上映されていた『殺人者の記憶法('17、以降「前作」と表>>続きを読む
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『全ては霞んだ記憶の先に』
自宅(CS放送)にて鑑賞。アルツハイマーに陥った嘗ての連続殺人犯の慚愧と葛藤を描くミステリー。公開時、後を追う様に(八割方同じだが、結末等が違う)ディレクター>>続きを読む
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『細かな粗をも補うめくるめく映像体験』
自宅(CS放送)にて鑑賞。導入部から『ハードコア('16)』を思わせるFPSによるいきなりの襲撃シーン──のみに留まらず、アングルは視点の主を舐め>>続きを読む
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『周囲には多少なりとも匂いに気を配ろうと思った』
ご贔屓の監督最新作。前半はブラックコメディの様なテイストだが、両極化する格差と加速する金権・拝金主義、見棄てられ孤立化する核家族、経歴詐>>続きを読む
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『ポップで醜くって度し難い』
自宅にて鑑賞。新興地を舞台にドロドロした人間模様が渦巻くクライム・コメディ。洒落たオープニングタイトル。往年の米国製ソープオペラを髣髴するポップで明るい色>>続きを読む
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『存在の意義や二つの世界を整合させる意味等、詰めが甘い』
自宅にて鑑賞。幸せな一家が突如、不条理な状況に巻き込まれるサバイバル・スリラー。監督にとって前作『ゲット・アウト('17)』に次>>続きを読む
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『何度も観ているアクション・コメディの怪作』
もう何度観てるか判らないし、アチラコチラに色々書き散らした気もするが、CSにて放映していたので鑑賞。スプラスティックであり乍ら、爆破シーンや暗>>続きを読む
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『総決算は焼き直された総集篇』
公開から一週間遅れで劇場にて鑑賞。'77年から続く著名なスペースオペラの連作九作目にして、旧(オリジナル)三部作(エピソードⅣ~Ⅵ)、新(プリクエル)三部作>>続きを読む
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『TV業界の今日を予言した一作』
自宅にて鑑賞。TV業界作り手の裏側や恥部を告発、昨今の醜態を予言した様な一作。ボテッとしたフォントのオープニングロールとタイトルコール。狂える男の一言は低迷>>続きを読む
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『メディアの恩恵と弊害を味わう男の物語』
自宅にて鑑賞。売れ始めたM.マコノヒー主演で、一般人の日常を24時間放映するケーブルchの「トゥルーTV」なる番組によるラブ・コメディ。一見、寓意に>>続きを読む
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『闇に閉ざされた迷宮の地図』
自宅にて鑑賞。題名通り、終始、闇が画面を支配し、暗い夜のシーンが圧倒的に多い。“エマ・マードック(アンナ)”のJ.コネリー、“フランク・バムステッド”警部の>>続きを読む
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『本作に由来する心の病が実在する』
自宅にて鑑賞。究極のリアリティー・ショーをコミカルに描く。時折POVめいた隠し撮り風の映像をインサートしつつ何も知らされていない主人公の日常とこれを見守>>続きを読む
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『巻き戻され無限ループに陥った現実と云う虚構』
原作はおろかTVアニメ版も殆ど観た事が無く、実はアニメ自体が無知蒙昧なジャンルではあるものの自宅にて鑑賞。難解なモチーフをクール且つ可愛らし>>続きを読む
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『説明不足か、読解力不足、或いはその両方』
自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作で原題"Nailbiter"。カンザスシティの空港へ向かう道中、足止めを喰らったウェルスヴィルで巻き込まれるソリッ>>続きを読む
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『後に名を成す方々のいたいけな姿』
自宅にて鑑賞。カリフォルニア州はサンフランシスコのチェストナット・ヒルズを舞台に繰り広げられるジュブナイル寄りのコメディタッチなモンスター・パニック。>>続きを読む
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『怪獣映画好きかを試される様な出来』
劇場にて鑑賞。バビロン彫刻を思わせる赤茶けたワーナーブロスとレジェンダリーのロゴ表記の後、暗転と共にいきなりの咆哮、じらされた割に画面への露出が少な>>続きを読む
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『進行するほどにおバカ感が急加速』
自宅にて何度目かの鑑賞。米国のTV用ムービーでコメディタッチのパニック・アドベンチャー。獣の様な咆哮を放つ巨大昆虫軍、一撃で倒されるアカアリ達は強い>>続きを読む
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『ターミネーター張りのタフさを発揮』
自宅(CS放送)で鑑賞。カナダ・米合作のTV用ムービー、原題"Scarecrow"。演技は兎も角、女優陣のセンスが佳い。痛々しく見える傷痕等、ゴア描>>続きを読む
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『目新しさはほぼ皆無』
自宅にて鑑賞。全体にテンポが悪く退屈だった。肝心のクリーチャーは骨ばった真っ黒けでよく判らなかったが、前足(手)が長く、四角い頭部だけ見ると『新エイリアン 最終繁>>続きを読む
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『過度な期待をしなければ悪くない出来』
自宅にて鑑賞。日本劇場未公開のTV用ムービーで原題"The Hollow"。外界から切り離された呪われた孤島におけるサバイバル・ホラー。身のこなし>>続きを読む
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『原作の上澄みのみを掠め取った出来』
自宅にて何度目かの鑑賞。細部等失念しており、新鮮に観れた。どこかにレビューを残した気もするが、何を書いたか殆ど憶えておらず、新たに書き直してみる。問>>続きを読む
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『何これ、面白いじゃないか』
自宅にて鑑賞。'86年、米国でリリースされたアーケードゲームを原作としたアクション色の濃いアニマルパニック。終始、エンターテイメントに徹した作りで、ラスト迄>>続きを読む
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『絶句し憐れんだ後、嘲笑うしかない』
自宅にて鑑賞。日本劇場未公開、原題"Rise of the Animals"。アニマルパニックで一種のロードムービーでディザスターものではあるが、そ>>続きを読む
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『CGI頑張ってます』
自宅(CS放送)にて、己亥の年に猪の作品を観る。韓国製。無意味に思える登場人物が多く、冗長気味に写る展開も散見出来た。肝となるモンスター、その全身が動くシーンでは>>続きを読む
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『色んな所から引用してみました』
自宅(CS放送)にて鑑賞。日本劇場未公開でロシア産、原題"Ночные стражи"。連邦保安庁の特殊任務、D局(“D”はデーモンを指し、約40種存在>>続きを読む
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『紛らわしいタイトルと共感出来無い人達の狂宴』
自宅(CS放送)にて鑑賞。邪神と説明される謎の生物が入ったタイマー附きの箱に纏わる物語。プロット的に無理があり、突っ込み所満載な穴だらけの>>続きを読む
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『ご用とお急ぎでなくても鑑賞には覚悟が必要』
自宅にて鑑賞。蜂によるアクション・サバイバル。作り手のセンスが窺える只管退屈なだけの導入部~まさかこの儘ではと思っていたら、正にそのまさかの儘>>続きを読む
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『ニッチ層に向けた作風』
自宅にて鑑賞。カナダ製の日本劇場未公開作、原題"Shelf Life(ソフト版は"Subhuman")"。ヘロデ王の法や資本主義から支配層、哲学から宗教論、そして>>続きを読む
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『有り勝ちな為、つい粗捜し』
自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作で、原題"Mansquito"。鑑賞前の勝手な先入観とは裏腹にキッチリ作られていたが、在り来たりなストーリー故、どうしても設定や>>続きを読む
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『今となっては味わい深い巨大化した蚊の描写』
以前観た記憶はあるが、自宅にて再鑑賞。日本劇場未公開作で原題"Mosquito"。落下したエイリアンの血を吸った蚊が巨大化し、キャンプ場を襲う一>>続きを読む
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『安定した出来栄えで充分愉しめた』
自宅にて何度目かの再鑑賞。原題"Infestation"、冴えない男を主役に立て、突如襲来した巨大昆虫と死闘を繰り広げるコメディ要素の強いモンスター・パ>>続きを読む