男はつらいよシリーズ、第一作。
幼少期から学生時代までにおそらく全50作品を一度鑑賞しているはずだが、ほとんどの作品を断片的にしか覚えていないので、一から全作品を鑑賞しよう思うとります。
渥美清、倍賞千恵子、前田吟、おばちゃん、おいちゃんを初め、寅さんキャストは永遠だよね。
若いさくらの美人さと純朴さといじらしさの破壊的な魅力。本当に無鉄砲で馬鹿でやくざな若い寅次郎の破壊的な魅力。
この2人の魅力が作品の根本を支えていることは疑いようがないが、脚本の高品質さとストーリーのテンポの良さが流石巨匠山田洋次だよな。1969年の作品を数分に一回笑いながら、最後の方はちょっと涙もちょちょ切れながら終始飽きずに観れるってんだから。
一作品目ということもあり、私のイメージ以上に寅次郎がヤクザ過ぎて笑、本当に酷いやつだな！笑と思わされた(回を重ねるともう少し落ち着いて来るはず)。
