LilyElliotさんの映画レビュー・感想・評価

LilyElliot

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

これは、原作漫画の実写化であるということを、絶対に事前に知っていなければならなかった、、

エンドロールでそのことを知って色々合点が行ったが時すでに遅し。

特に原作のないオリジナル作品だという認識で
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Winny(2023年製作の映画)

3.6

それなりの期待を持っていたが、その期待を超えることはなかった。

2002年の出来事とはいえ、映画公開は2023年なので、もう少し画に力が欲しかった。時代に忠実にリアリティを高めたかったのかもしれない
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

パート2の評判がすごく良いので、パート2を観るために初めて1を鑑賞。

序盤までタイトルの砂を猿だと誤認していたので、猿感あんまないけどな、と勘違いするほど何も知らない&何の期待もない状態でスタート。
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

2.0

事前情報なしでけっこう期待して観始め、序盤はかなり良いと思っていたのに、中盤以降の破茶滅茶はどうして、、??

途中から作品をきちんと作る気がなくなったとしか思えない。何らかの諸事情があったのかもしれ
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

キャストの演技が良い!!
磯村優斗はだいぶ好きな俳優という贔屓もあり、いつも通りに安定して良かったが、東野絢香というおそらくお初の女優の演技が素晴らしかった。吾郎ちゃんの頭の固い検事役も良かった。そし
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

今まで観たアダム・ドライバーの中で、一番良いアダム・ドライバーだった(演技もそうだし、いけていない役ばかりだったこともあり)。

主演2人の演技があまりに素晴らしく、終始、痛々しかった。

人は過去を
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

元々非常に好きな邦画だったが、20歳以来久しぶりに鑑賞し、これだけ時間が経っても「素晴らしい」と思わせる大きな力が宿っていた。

興行収入はかなり良くなかったようだが、ひとえに、早すぎたんじゃないかと
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

シャロン・テートの事件のことやハリウッドの歴史を知らないから面白さがわからなかったみたいな感想が少なくないが、ほんとに?

レオとブラピという超2大スターの贅沢ないちゃつきや、各々の佇まいを哀愁のノス
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.7

邦題がダサ過ぎてスルーしていたが、グラディエーター並みのカタルシス爆発系超名作かもしれないと観始めたら、まったく違った。

マット・デイモンの風貌は若干ラッセル・クロウ気味ではあったものの、終始重く、
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

マット・デイモンとベン・アフレックというだけでグッド・ウィル・ハンティング並みの超名作を期待してしまうが、(あそこまでではなかったものの)その期待を裏切らない素晴らしい作品だった。

ファットスーツを
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.2

荒木飛呂彦のジョジョシリーズは世界クラスの稀有な作品だと捉えているが、本作は日本クラスの中でも凡庸な作品と感じてしまった。とりわけて、取り立てる部分はない。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.7

素晴らしい作品。2010年代以降の実話ベースの映画ではトップクラス。

本作のキャストは、カトリック教会に立ち向かう話ながら、本当に神がかっていると思う。全員、本当に全員が素晴らしい。

4人編成の"
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

前作ローグ・ネイションと甲乙つけ難過ぎな本作。その要素として、レベッカ・ファーガソンが連投していることが極めて大きい。ハマり役過ぎる。その上で、ヴァネッサ・カービーがホワイト・ウィドウという危ない誘惑>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

前作までと本作以降とで、MIシリーズの面白さギアが変わる。

ジェレミー・レナーが出演したことも大きいだろうし、味方も敵も女優達が凄い良い味を出すし、ギャグも冴え渡る。

有名な、ドバイの高層ビルの手
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.6

初めてジュリアを見た際には、イーサンの奥さんイマイチだなー、と思ってしまったが、後々、この奥さんで悪くなかったのかも、と思えて来るのが不思議。

当時の小さい子が見たらまぁまぁトラウマになるかもしれな
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

かなり評判が悪いマトリックス4だが、2時間28分の長編を観た感想としては、全然面白くなくないじゃん、でした。むしろ、ストーリーは非常に良く出来ていると思った。

・過去作を観てない人は完全置いてけぼり
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.2

この頃のトムはバリくそイケメンで、それなのにクレイジーなアクション自分でやっちゃう癖があって、身長170㎝だろうと世界モテランキングトップにいたんじゃなかろうか。

本作はTVでも何回も放送されていた
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.9

はんにゃ金田が意外と良い、という評判だけで鑑賞。

司馬遼太郎小説の中でもかなり好きな作品ということもあり、それぞれのキャラに割と先入観を持ってしまっており、途中までどうしても土方と沖田の背の低さが気
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.4

思っていたほど悪くなかったが、決して良くもなかった。終始暗く重い話であり、光はほとんど当たらない。監督としては、鑑賞者に問題提起するところまでの作品としたかったのか、それぞれのパートが最後まで描き切ら>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

正真正銘の大スターだと、61歳でもこれだけ格好良く動けちゃうんだ、という圧巻の連続。事前に何百回と練習して何十テイク撮り直したシーンも多いらしく、どれだけ心身を鍛えて、作品に全てを込め続けて来ているの>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私は、幼少期から学生の頃まで、大尊敬する人間の一人が宮崎駿であるくらいには、宮崎駿作品からはもちろん、関連するあらゆる出版物や宮崎駿の生き様からたくさんの影響を受けてきた。

幼少時代から繰り返し観て
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

主演の子役2人の演技が凄過ぎるが、大人達の演技も負けず劣らず凄かった。是枝監督、坂元裕二脚本、坂本龍一音楽でモチベーションの上がりまくった製作環境が背中を押したといった側面もあるのだろうか?

田中裕
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

ドラマチックな出来事はほとんどないが、丁寧に丁寧に子供の心を中心に、それに呼応する大人の心が描かれた優しい作品。

余計な情報を与えないように、特に役者の表情や言動からインスピレーションを膨らませるこ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

けっこう久々に、沖田監督作品で大当たりの作品になった。

さかなクンの自伝は読んでいないので、原作オリジナルと脚色のバランスはわからないが、のんの中性的な役柄が本当に良かった。子供時代の西村瑞季ちゃん
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオがこの世に誕生してから現代に至るまで、日本ではどの時代の子供たちも何らかのシリーズのマリオゲームを体験していて、それが世界にまで広まっていったって、改めて宮本茂という人はとんでもないモノを作った>>続きを読む

人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.1

公開終了後にストリーミング鑑賞できない可能性もありそうなので、終了間近に劇場で鑑賞。

TVで放送されたものに映像を足したり再編集したりした構成なんじゃないかと思うので、映画作品として展開が素晴らしい
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.6

夢枕獏の原作小説をフランススタッフ陣がアニメーション化した作品。

山々の描写はけっこうリアリティがあったし、恐怖の描き方もかなり上手かった(普段冬山本気で登ってない人がちょっと走り込んだだけであんな
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

思春期から20代前半までの多感な時期に、こういう映画が好きでけっこう観ていたな、と忘れていたことを思い出させてくれた。ニューシネマパラダイスやライフイズビューティフルを筆頭に、背景に戦争や闘争がある中>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

とても面白かったし、新年一本目に鑑賞して良かったと思える。ただ、評価が非常に高い作品だったので、ハードルが上がり過ぎていた感は否めない。

マーヴェリック健在なオープニングは胸熱だったし、レジェンド炸
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

トップガンマーヴェリックを観る前に、幼少期以来のおさらい鑑賞(しかしマーヴェリックは2022年中に鑑賞せず)。

断片的にしか覚えていなかったが、クラシックなアメリカハリウッドの古き良き感が満載で、父
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

全ての情報をシャットダウンして、事前情報ゼロで鑑賞。

予想が外れた点は、まさかのピアス(原作のままではないけど)が映像化されてスラダンと結びつけられていた点。

予想が当たった点は山王戦だったこと。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.4

壮大過ぎるストーリーを何とか2時間半強に収めたという構成で、見応えもあった。が、既存のMCU作品好きな人からすると、否応にもどうしても単発かつ1st故の歴史の厚みが足りない感が優ってしまい、初見ではそ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

周りの人達の高評価にはとても納得がいった。まず脚本が素晴らしい。そして主演はもちろん、役者陣の演技が素晴らしい。そして2時間ちょいの物語をまったく飽きさせない構成が素晴らしい。深掘りにも耐えられる幹の>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

前作、前々作を幼少期に再放送で観ただけの曖昧な記憶しかないため、世界観が把握できる程度でノスタルジアには浸れないといった非常に中途半端なスタンスでの鑑賞となった。

フィービー役のマッケンナ・グレイス
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禅 グローグーとマックロクロスケ(2022年製作の映画)

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何かの前フリか、作品内で何か実験的な試みが行われたのだろうか?そういう意図がなかったとしたら、公開の意味がまったくわからないという疑問でスコアも点けられない。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

個人的にトム・ホランドは元気をくれる俳優に位置しているため、よく動く彼を観るだけでポジティブな気持ちになれる。本作でもほどよく良い感じで動いていました。

ストーリーはどストレートな冒険活劇という感じ
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