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捜索者のbiyaのレビュー・感想・評価

捜索者(1956年製作の映画)
4.1
昔の映画だし、西部劇あんまり見たことなかったけど普通に面白い。常に何かしら話が動いていて飽きない。主人公とお供のにいちゃん、手紙での物語進行や、コミカルな神父、インディアンの妻を買っちゃった事件などキャラ立ってたりギャグ要素が散りばめられていて古めかしい感じが全然ない。序盤のインディアンに攻められる前のお姉ちゃんの叫びフューチャーはよく分からなかった。デビーが砂漠を降ってくるカットが最高に感動的。
またあんなに頑張ってデビーを追ってたのに、一族になってて鬱展開と思いきや、デビーも実は帰りたかったんや的なところはデビーの心情が唐突、あと主人公も殺そうとしてたけどラストは救うところとか心の移ろいがいきなりなところもあり。
ラストの家に帰ってくるシーンをみて、西部劇でおんなじようなシーンを見たことがあって今までは何とも思わなかったけど、物語があって捜索完了してデビーを連れ帰る流れがあることを考えると感動出来た。ラストの主人公の片腕押さえてまた荒野に引き返していくところかっけえ。荒野も雪降るんだな。
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