午後ローでやっていたので鑑賞。
メルギブ目的だったんですが、まさか監督がロン・ハワードとは。
子供が誘拐されて、身代金を要求されて、子供を取り戻す為に奮闘する父親の話。
本当にこれだけ。
だけど、面白い。
子供が誘拐されるという展開と、身代金を要求されるという主人公が一方的に貶められていく様は、感情移入しやすいし。葛藤が産まれやすいですしね。
誘拐モノの映画として一定ラインは超えてるし、メルギブの演技は良かったし、面白かったんですけど。
ただ、もう少し上手く出来たような気がしなくもない。
まず、主人公の航空会社の社長という設定が活かされてない。
何か子供を取り返す為に主人公の仕事などが活かされてると、おぉーと思うんですが。
例えば、テレビで犯人に呼びかける展開にするならテレビ局の社長とか何でも良いんですけど。
何か、もう少し主人公が起こす行動の独自性が欲しかったかなと。
次に、子供が誘拐されるシーン。
あれ、すごい良かったんですけど、個人的にはそれで終わり??という気がしなくもない。
あの、風船的なので広場をカメラで映しているのならば、そこに問題解決の糸口があるとか、何かあそこに意味を持たしても良かったのでは??
まぁ、これはちょっと思ったくらいですが。
以上。
見て損はないけど、見て得もない。ジャンル映画としてはオススメです!!
犯人を見て、子供が失禁するとか、映像で見せようという努力は感じ取れますが、もう少し出来たんじゃないかという気もしました。