Haruna

プレステージのHarunaのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
4.5
オススメされたので鑑賞。
『メメント』の監督ということで一筋縄ではいかんだろう、と腹を括ってたけども
ラスト15分のどんでん返しはやっぱり想像つかなかった…!悔しいぃ!

正直な話、ラスト15分までは
「なるほど、こうゆう仕掛けね!でこうなるんでしょ!?ほらー!当たってるわー!天才かも!」
とか調子乗ったこと思ってました。
くぅー!その時の自分を殴ってやりたい!
そんな簡単な仕掛けではなかったですね。

19世紀末のロンドンにいる2人のマジシャン。
ヒュージャックマン演じるアンジャーの奥さんが不慮の事故で亡くなったのをきっかけに、マジックで復讐し合う話。
そして人生丸ごとマジックに支配されていく。

これはネタバレ厳禁な映画なので
多くを語りませんが
この物語でのキーパーソンは
アンジャーのパートナーであり、マジックのトリックを考えるカッターでしょう。
彼は全てを知っていたんですね、きっと。
それとやはり“ボーデン”が上手だった。

この映画の中にヒントはいくつか散りばめられている。特にボーデンのセリフ、ね。
それに気付いたらこの映画の『プレステージ(偉業)』にいち早く気付けるかもしれない。

この映画自体がまさに“マジック”だった。
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