ぎー

アメリカン・グラフィティのぎーのレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
2.5
【リチャード・ドレイファス特集】
オスカー俳優、リチャード・ドレイファスが出演してる映画を見てみよう、っていうことで見てみた。
なんと監督があのジョージ・ルーカス!
この映画撮った後に『スター・ウォーズ』撮ってるのか。
ギャップが凄いな。
他にも出演者に若き日のロン・ハワード!
ロン・ハワードの撮った映画はいっぱい見たし、大好きだけど、出演してる映画は初めて見たかも。

多分舞台になってる「メルズドライブイン」っていうレストランとか、"ウルフマンジャックショウ"っていうラジオ番組とか、一つ一つのチョイスが懐かしくって、アルアルなんだろうな。
これが全くアルアルにならない身からすると、マインドセットが難しかったな。

なんで主人公のカートが離れた大学に進学するのを躊躇ってるのかも理解できなかったんだよな。
現代では期待に胸を膨らませて行くところ。
時代なのかな。

カートの友達のスティーブが、ガールフレンドにお互い離れ離れになったら遊ぶ異性の友達作ろうって言ってたのは笑った。
まだ高校生なのに!
本当にアメリカ人はませてるな。

そしてやっぱりこの年代は皆カーレースするんだ!笑
『グリース』も『フットルース』もカーレースしてたもんね。

車を借りて色々やらかしちゃうテリー君は、イケてない高校生のテンプレみたいな子だったな。

あと、ダンスパーティーもこの年代のアメリカ映画の定番だよね。
こうやって振り返ってくと、確かに丁寧な定番集になってるんだね。

高校生達も皆ませてるけど、13才の少女が夜中に男子高校生に乗り込んできたのは凄いなって思った。
アメリカではこれもアルアルなのかな。

一般的にはすごい名作みたいだけど、個人的にはほとんど全く響かなかった。
普通の昔の日常を描いてるようにしか見えなかった。
その普通の日常の描き方がきっと秀逸なんだろうけど、それはきっとアメリカ人とか年代の人にしか共感できないんじゃないかって思う。
俺はアメリカ人でも年代の人でもないからな。
ぎー

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