スガシュウヘイ

時計じかけのオレンジのスガシュウヘイのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

すげぇ。
何度見てもすげぇ。
最初の10秒からもう引き込まれる。なんだあの始まり方。あの立ち位置。あの表情。あのインテリア。ものすっごいキューブリックっぽい。
圧倒的な世界観。
スタンリー・キューブリック大爆発。

とんでもなく“ホラーショー”な作品。“ガリバー”痛も吹っ飛ぶ快感。私は、CDショップでナンパした“デボチカ”2人と3Pするシーンが好きですね。早送り編集による高速“インアウト”。BGMはロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」。運動会のような高揚感ですね!

訳わかんないと思いますので、下に翻訳書いときます。
ホラーショー:素晴らしい
ガリバー:頭
デボチカ:女の子
インアウト:セックス

このワードセンスも好きなんですよね。特にインアウト。確かにインアウトするからなぁ笑。
この他にも卓越した言葉の数々が、私たちを誰も体験したことのない世界へ誘います。
心の奥を“トルチョック”される映画。


性と暴力に明け暮れるアレックスが、「ルドヴィコ療法」により、模範市民へ。そして、また元に戻ってしまうまでの過程を描く本作品。

超おすすめ!

しかし、そう言って妻に見せたところ、まったく響いていませんでした(!)。
うーん、誰もが受け入れる作品ではないのか。


公開:1971年
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル