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アイ,ロボットのNAOKIのレビュー・感想・評価

アイ,ロボット(2004年製作の映画)
3.6
ロボット工学三原則
SF作家アイザック・アシモフ先生が70年近く前に提唱したロボットが従うべき原則…
①人間に危害を加えない
②人間の命令への服従
③自己防衛

ここで②は①に反さない限り…③は①②に反さない限り…という縛りが付くところがミソ😁💦
SF小僧だったおれは痛く感動してアシモフ先生を神と崇めたこともあった。
よくこの三原則で遊んだ😁

「リョウ!篠中四銃士三原則を!」
「おう!①一人は皆のために!②皆は一人のために!(※注1)③全員でシャーロット・ランプリングの為に!(※注2)」

「たー坊!何か三原則を!」
「男と女の三原則!…①男は女に危害を加えてはならない!②男は女の言うことに絶対服従!③男は①②に反さない限り出来る限りの見栄を張る!」

「いいね👍ケンジ!お前も何か三原則を!」
「①赤!②緑!③青!」

「そりゃ光の三原色だぁ!」
(全員突っ込み)

長い年月が流れ…このロボット三原則はいまだに常識とされているが、もう人間にこれを守ることが出来なくなっていることは明らかだ。映画を観ても人間に危害を加えるどころか滅ぼそうとするロボットと戦争してるしね💦
レプリカントは「私たちはもう人でロボットではない!」と平気で人殺してるしね💦

この「アイ,ロボット」はそんなロボット三原則をもう一度見直すような、いたって真面目な映画だと思う。ますます現実がSFに近づいてる昨今…これはけっこう大切なことかも😁💦

今必要なのは人間一原則…
「①人間はロボット三原則に反するロボットを作ってはならない」
これだけ…守れるかな~?💦

「ケンジ!何か三原則を!」
「すき焼き三原則!①使うお肉は牛肉に限る!②味付けは家長である父親(※注3)が決める③卵は二つまで!」

「ケンジ!それはただのお前んちのルールだろ!」

(※注1)これはどこかで聞きかじっただけでラグビー部だった訳ではない。
(※注2)当時「愛の嵐」という映画でナチスの前で裸で踊るシャーロット・ランプリングに皆傾倒していた。
(※注3)ケンジの親父は工務店の社長でそれはそれは恐ろしかった😁💦
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