ぐるぐるシュルツ

スタンド・バイ・ミーのぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.4
これよく聞く言葉だけど、
本当に、
大人になるに連れて、
本当に響き方が深く深くなっていく。
この映画を観た時にしか感じられない気持ちがある。

最初に見たのが中学生の時とかで。
高校の就学旅行で友達と夜更かしして観たり。

それは、いつかの帰り道であったり、夕暮れ時であったり、修学旅行で夜中に抜け出した時だったり、
あの時、あいつと本当に大親友になる瞬間があるんだよな。
確かにそれは刹那的なものではあるんだけど、
思い出の中で、
今でも大事な友達。

大きなスクリーンで観ていたから、
観客さんたちみんなが、
それぞれの記憶の中で、
あの友達を、今この瞬間思い出しているのかなぁ、なんて思うとすごく胸が熱くなって。

あの時みたいな友達は
もう作れないんだろうけど、
なんかそれだからこそ
良いんだろなぁって思って。

オールディーズの楽曲達が、
この世界の正しい姿を思い出せてくれるように
感じた。
錯覚かな。
どうだろう。錯覚かな。

〜〜〜

そして
Ben.E.KingのStand By Me。たまらないなぁ。
中学生の頃、何度これを聞いて眠った夜があったことか。
青と黒の夜。

映画サウンドトラックのジャケ写を是非探してみてほしいです。四人のシルエットの絵。
すごく好き。