『吸血鬼』と続けてみたわけだけど、いや〜面白かった……。
(結局わたしは脚本に圧倒されるのがすきなのか、と思ったり)
父「この子は幼すぎてまだなにもわかっていない。わたしたちもなにもわかっていない」の一言。
物心つく前から当たり前のように行っていた祈りの行為を、客観的に、分解して捉え直すよい機会でもあった。
リビングにドアがいくつもあって、それが映画的演出なのかこの時代のこの国の典型的な家のつくりなのかわからないけど、物語の場面構成と見事に噛み合っている……ペーターの家までの距離とペーターの家のつくりもまた然り……。