遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
ジョージ・ルーカス監督作品、スペースオペラである『スター・ウォーズ』シリーズにおける実写映画本編の第6作品目
アナキン・スカイウォーカーを主人公とする新三部作の最終章『エピソードⅢ』に当たる。
アナキンがフォースの暗黒面に堕ちてしまう悲劇を描き、ダース・ベイダーと銀河帝国の誕生が主要なテーマとなっている。
今作は新三部作の最終章だが、旧三部作に繋がる重要な作品でもある。
観客全員がアナキンがベイダーになる事を知っているからこそ、同じ方向を目指して観ることが出来る。なかなかそういう映画ってないような気がする。
今作はシリーズで一番戦闘シーン、派手なアクションが盛りだくさん。
冒頭のコルサントの戦いから超ド派手な映像を見せてくれる。
ライトセーバーでの戦闘も多く、前作であれだけ強敵だったドゥークー伯爵はあっさり殺されて笑えるw
個人的にはグリーヴァス将軍が好きだな。ドロイドがなぜ咳をするのかw
しかしながら、今作は冷静に観ていくと非常にツッコミ所の多い作品
初見時は『スター・ウォーズ』の最後の作品だと興奮して観て満足するのだが、2度3度観ていくとなんだか腑に落ちないシーンもある。
とはいえ、ラストになるにつれて盛り上がりは最高潮になっていく作品だ!
見所シーン
①オビ=ワンVSグリーヴァス将軍
とにかく、オビ=ワンのライトセーバーの構え方がカッコイイw左腕を前に伸ばし、二本指を相手に向けるあの構え、たまらんw
グリーヴァス将軍の四刀流もなかなかw
敵のど真ん中に飛び込むオビ=ワン、一騎討ちを宣言するグリーヴァンス将軍・・・カッコいいんだけど、なんでだよ?ってツッコミたい。
スピード感も緊張感もあるし、なかなかの戦闘シーンだ!
ただし、勝負はブラスターで決まる落ちw
「なんて野蛮なんだ」
オビ=ワンがルークにライトセーバーを渡す時と同じ事言ってますね。
②メイス・ウィンドゥVSパルパティーン
まず初めに、ジェダイ4人で乗りこんだにも関わらず、3人が瞬殺されるwwwいやいや弱いよ。
その分ウィンドゥの強さが際立つんだけど、パルパティーンがシスの暗黒卿と恐れられているわりには強くない。いや弱い。絶対ダース・モールの方が強い。
そんなパルパティーンのアナキンへの命乞い&顔面崩れ・・・何度観てもここの場面はよくわからない。
アナキンの裏切りに繋がるんだろうけど、シスの暗黒卿は本当に驚異なのか…
あと無限のパワーってなんだよwww
③アナキンVSオビ=ワン
今作の最大の見所
この2人の戦いに入るシーンはシリーズ屈指の名場面だ!
子弟・友・兄弟・・・いろいろな気持ちの中でライトセーバーを構えるオビ=ワン
怒りに我を忘れるアナキン
壮大な音楽と共に、凄まじい戦いが繰り広げられる。
最後に顔を合わせた時、お互いに「フォースと共に」と言い合っていたのに・・・どうして・・・
ただし、アナキンが一方的にやられてしまう事がどうにも納得出来ない。
フォースの力や能力はアナキンの方が圧倒的なんじゃなかったのか・・・いくら地の利を得たからと言って、あそこまで勝敗が別れるとは。
以上3点は『エピソードⅢ』の見どころかな。
エピソードⅢの好きな名言
『今日からは、こう名乗るがよい。ダース・ベイダーと。』
アルパティーンがアナキンに名づける
きっとずっと名前考えてたんだろうね。。。
余談…1年で最低の映画を選ぶゴールデンラズベリー賞でアナキン役のヘイデン・クリステンセンが最低助演男優賞(彼が主演にもかかわらず「助演」扱いされただけでなく、キャスト順ではオビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーが先頭に記載された)とされる結果となった。