続編は瞼の母を探す寅さん。
状況説明に大半の時間を取られた第一作、シリーズを終わらせるつもりだったのか、様々な事件が次々起きる第三作と比べてゆったりと見られて良かった。
何よりマドンナ役の佐藤オリエさんの演技が渥美さんと息が合っていて良い。東野さん演じる英語教師と寅さんの関係がしっかりしていることもあり、その娘であるオリエさんの行動にも誠実さが感じられて良かった。好きな女優さんだが、基本舞台女優なのでここまでちゃんと映画で演技が見られることは少ないのでこの配役は嬉しかった。息が合ってるのはテレビ版でもマドンナを演じていたからなのですね。
他所でも書きましたが、上野樹里さんに似ていてびっくりしました。
今回も京都の映像が出たのですが、この時代にすでにあのようなホテルがあったのには驚き。
みやこ蝶々さんは流石の貫禄でした。
(佐藤オリエさんが良い 2021/10/30記)