魔法が使える夢を見て以来、のび太は物思いにふける事が多くなる。「科学ではなく魔法が発達すれば良かったのだ」と真剣に考えるようになったのび太は、ドラえもんの秘密道具《もしもボックス》に願いをかける。もしも魔法の世界になったらー。
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|| 『 90's_animania 』 ll
|| 提供 あちゃん よーだ ll
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( ) ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∕
◆大長編ドラえもん第五弾
藤子・F・不二雄(当初の名義は藤子不二雄)により1969年から連載された日本を代表する漫画『ドラえもん』の大長編作品。
大長編五作目のテーマは『魔界』。
魔法が使えたらいいな!というのび太の妄想が、ドラえもんの秘密道具の力で新しい世界を創り出してしまいます。魔法が当たり前になったパラレルワールドは、今までの大長編作品の中で一番SFファンタジー色が強く仕上がっていました。
魔法が当たり前になった昭和日本を描きつつ、魔法の国ならではの敵性生物《悪魔》を登場させています。前半はホーム戦、後半はアウェー戦、助っ人は美人お姉さんの美夜子さん。名前の響きがミャーに似ているので呪われた姿は何となくしっくりきました。
◆箒よ働けチンカラホイ
魔法の存在を空想するのび太さんが本当に重症だったり。イフの世界から戻れなくなったドラえもんとのび太がガチ喧嘩したり。なんだかんだいってスルーっと仲直りしたり。SFファンタジー色だけでなく、序盤からコメディ色も強めでした。
魔界星(=魔界)に着いてからも(魔法の世界の魔界がコズミックなのも面白い設定)、意味もなく星柄の帽子を被ったり、その帽子が予期せぬ力を発揮したり、魔王様が手下使い荒すぎる癖に大したことなかったり、他の大長編ドラえもん作品と比べて娯楽感が強めでした。子供たちの学びになる事がほとんど無い純粋な娯楽作品も、たまにはいいのかな。
ドラミちゃんが大長編作品デビューしましたが、さすがお兄ちゃんよりも新しいロボット。とてもしっかりしていました。ドラミちゃんだったら回避できたあれこれが多すぎましたが、撮れ高的にはお兄ちゃんの方がありがたいのでしょうね。
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄
Dear.あちゃん
しっかり昭和のコメディ作品って感じた!
過去一脳死で観られた作品だったかも𐤔𐤔