よーだ育休準備中

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)のよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

3.0
ドジを踏んだことでスネ夫のプラモデルを使った自主制作映画のメンバーから外されてしまったのび太は、ドラえもんの道具を使った映画撮影を試みる。その頃、軍部のクーデターにより星を追われたピリカ星の大統領が、密かに地球へと逃げ込んでいた。

______________
|「20:00  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l\
|| ll 
|| 『 90's_animania 』 ll
|| 提供 あちゃん よーだ ll
|L_____________」|
 ̄ ̄∕ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄﹨ ̄
  ∧__∧
 (  ) ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∕


◆大長編ドラえもん第六弾

藤子・F・不二雄(当初の名義は藤子不二雄)により1969年から連載された日本を代表する漫画『ドラえもん』の大長編作品。

大長編六作目のテーマは『宇宙』。
『宇宙』がテーマに取り上げられるのは、大長編二作目の『宇宙開拓史』依頼二度目。今回も既知の太陽系を飛び出していきます。

タイトルで《小戦争》とうたっているだけあって、序盤から敵との小競り合いが続いていました。ピリカ星で軍事クーデターが勃発したシーンなんかはドラえもんというよりも宇宙戦艦ヤマトやマジンガーZのような雰囲気が漂っています。(どちらもちゃんと見たことはありませんが。)

そんな中でも、ほのぼのとしたやり取りは健在。人間の掌サイズであるピリカ星人にあわせてスモールライトで小さくなり、ドールハウスで歓談。牛乳風呂のお色気シーンは必要だったのか疑問がありますし、何よりしずかちゃんのお母さんは娘の部屋の窓ガラスが割られていることにはちゃんと気がつくべきだと思うんだ。


◆ そりゃあ、あたしだって怖いわよ!
ーでも、このまま独裁者に負けちゃうなんて
あんまり惨めじゃない!

前半がホーム戦、後半がアウェイ戦であるという大まかなプロットは前作『魔界大冒険』と同様です。大統領を追って地球までやってきたピリカ星の情報機関の戦艦と戦う前半。軍事政権に支配されたピリカ星を舞台に、政権奪還を目指す革命軍と共に戦う後半。

後半のピリカ星での戦闘シークエンスについても、タイトルで《スターウォーズ》とうたっているだけあってSF映画の金字塔を思わせる演出に。強硬な軍事政権が支配する地上に隠れ潜んでいた革命軍たちとの作戦行動と、ピリカ星上空(宇宙空間)で展開される大規模なドッグファイトが同時並行して描かれています。

スターウォーズのパロディシーン後は遂に戦いの決着シークエンス。ピリカ星人と地球人の《サイズの違い》で敵兵力を圧倒します。今までの戦闘が茶番に思えるくらいチートな幕引き。今後、困った時にはスモールライトのデバフかビックライトのバフで何でも解決出来てしまうんじゃないかと思えてなりません。


𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄
Dear.あちゃん

唯一敵の捕虜になって怖い思いをしたはずのしずかちゃんが一番血の気が多くて、、この子やっぱり強い(確信)