"レンジャー訓練中に山奥の村で大量殺害を繰り広げる発狂した男から少女を守る為に自衛隊員の味沢は返り討ちにする、しかし数年後その事件を追う警察により身元を特定され事態が公になる前に上層部は味沢と少女の抹殺を開始してゆく"というストーリー
角川映画全盛期に『新幹線大爆破』などを手掛けた"ミスター超大作"の異名を持つ佐藤純彌監督作品
高倉健が主演にピッタリ
"自衛隊が民間人を抹殺する"なんてストーリーは70年代だからこそ、なキワモノ
多少のご都合主義的展開はさておいて、アメリカでもロケを敢行した戦闘シーンは中々の迫力
特に冒頭のレンジャー訓練シーンは多少誇張しているものの過酷さがひしひしと伝わってきます
"部落"や"キチガイ"などコンプライアンスにうるさい現代の日本では抹殺されてしまう放送禁止用語もてんこ盛り