意外とFilmmarksではいまいちな評価が多いんですかね？私はオルミ監督とキアロスタミ監督までは大分盛り上がっていた。孫想いでロマンチストなおじいちゃんの決断は誰もが出来たのにしなかったこと。マダムと若者の話は何が真実で何が起きているのかなんてどうでも良くて、そこに描かれた一場面がとてつもなく面白くて凄い。追いかけた末に上半身裸の運転手に辿り着くってどういうことなの…。
最後の話も良かったんだけど、何かしっくりこないというか…ん〜。断罪しろというわけじゃないし、自分たちの正義を信じた彼らは素晴らしいとは思う。だからこそ最後、夢の世界に逃げ込んでほしくなかったのかも。
