世界一爽やかに人を殺す監督、ジョージ・ロイ・ヒルの作品の中でも、ずば抜けてクレイジー。これにはムスカもびっくり。
普通に俳優を翼の上に乗せてるし、そのまま住宅街突っ切るし、飛行機で群衆を轢きにくるし、損壊したまま飛んでる飛行機の中に役者乗っけてるし、多分殆ど特撮使ってないし、普通にアカンやつでしょこれ...笑
ラストの殺し合いはノーCGノー特撮で、普通に「トップガンマーベリック」をやっています。
ガチで飛んでる青天井のプロペラ機でアホみたいに切り返すこんなアホみたいな映画他にないでしょ笑
男のロマンというよりも、最早爽やかな希死念慮が浮ついたスリルを醸し出すジョージ・ロイ・ヒルの演出は、やっぱり危ない香りがしていいですね。死を恐れないというよりも、積極的に死にに行っているきらいがあります。
「どーせ俺らは捨てられたし、見せ物だし、別に死んでもいーや🤗」みたいなノリを地でいってる笑
めちゃくちゃ楽しいことあった次の日とかに目薬より高層階からジャンプしたくなる映画をいっぱい撮ってる、自殺幇助おじさんジョージ。やってみたいね、やったら死ぬけど。