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墨攻のGINのレビュー・感想・評価

墨攻(2006年製作の映画)
3.0
音楽がガンダム00に似てるな、と思っていたら、案の定、川井憲次さんが音楽担当だった。
でも嬉しかったのはそこだけ。
あとはつまらなかった💧
日中韓の合作で、かなりのスケールで、あれだけの人数を動員して、主演にアンディ・ラウを迎えて、それでこの作風かと…。
まるで諸行無常。
兼愛と非攻を説く墨家に助けを求めておきながら、自らの権力への固執と疑心暗鬼により瓦解していく国の様子を見るのは、ただただむなしく、儚い。
教訓ってやつなんでしょうか。
墨子という人は実際に存在したらしいけど、この物語自体は日本人が描いた小説が原作なのだから、作り物ならば作り物らしく幾らか面白くしてくれれば良かったのに。
このような思想がかつて中国に存在していたというならば、少しでもいいから、その考え方を自分の国の政治へ向けてみてくれぃって言いたくなった。
P.S.
ファン・ビンビンが出演している作品を初めて見た。
けっこう色っぽい人だね😍
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