ひかる

ボーイズ’ン・ザ・フッドのひかるのレビュー・感想・評価

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)
3.5
80-90年代ヒップホップ黄金期を背景に、アフリカ系アメリカ人を主人公にした青春映画として草分け的な作品。草分けゆえに、ある種「説明的」な印象もうけるが(とくに主人公の父親)、コレがないと次にバトンを繋げなかったのもわかる。ケンドリック・ラマーの2ndにも繋がるフッドの青春ドラマ。アイスキューブの配役の妙。極端に白人のドラマが外に追い出されているのは、その見えない力によって黒人が黒人を殺しているというフッドの悲劇性を浮き彫りにしているのか?
ひかる

ひかる