長時間の作品だったけれどオムニバスドラマのように観られました。
廃墟の団地凄い…団地なのかなあれ。行ってみたい。
団地が度々出てくるしモデルの事件が光市のなんだろうなと思いました。
罪と罰、赦し。でも罰って程では……。長時間あるのでひとつひとつのエピソードは良いけどとっ散らかった印象はありました。
役者さんの演技はどなたもとても良かった。
初めて拝見したと思う栗原堅一さんはたぶんまだお若いだろうのにあんな雰囲気纏えてすごい。諦念とか達観とか。幼少時の子と共に、村上淳さん演じる父親との会話も好きでした。
江口のりこさんも良かった…あんなにヤンキーだったのに出産したらちゃんと母。
山崎ハコさんも…演技も凄い。。
面を着けた人や傀儡廻の劇が時折挟まれるのですが、等身大の傀儡って怖い。あと女面がみんな岩井志麻子さんにみえる。。
エンディングがとことんダメ…興醒めしてしまいました。そんな凡庸なことを聞きたくてこの映画を観たんじゃないです。