橘

シックス・センスの橘のネタバレレビュー・内容・結末

シックス・センス(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も観た作品です。
初見はネタバレなしで衝撃を受けていただきたいけれど、ネタバレ状態の2回目鑑賞からにも耐えうる作品。
今回も面白かったです。

マルコム医師のブルース・ウィリスさんは落ち着いてて包容力あるところが頼れる存在で、コールくんのハーレイ・ジョエル・オスメントくんは可愛さもあるけど第六感の影響のせいで大人びてるところもあり…の二人が確かな演技です。
マルコムとコール一緒にいる場面で、前に出たり退いたりのバランスと受ける演技が絶妙でした。ハーレイくんはこの幼さでブルース・ウィリス相手によくできるなぁ……当時、天才子役の名を恣にしてたのも納得。
(でも『シックス・センス』に関しては、チャド・マレーンさんの「死んだ人が見えんねん…」を思い出してちょっとフッてなります。営業妨害)

今回は、コール母に感情移入してしまいました。
シングルで一生懸命子育てしてるけどどうにも上手くいかないし、息子が何かに怯えているのを助けたいけどどうすることもできない……がとても伝わってきました。
なので、親子の結末にこれまでより涙しました。。。

マルコム医師は「You are never second.」「Good Night,Sweet Heart.」が全てです。


追記:もれなく出演されてるシャマラン監督、今回の役は苛っとしました。普段なら(虐待疑惑を見逃さないちゃんとした医師だな…)と思うのですが今回はコール母に感情移入してるので。。。

追記2:昔はひどい母親だなとしかわかってなかったキラ母、「代理ミュンヒハウゼン症候群」なのかな?アメリカは多いみたいだし。
精神疾患の代理ミュンヒハウゼン症候群だけど、「医療乱用虐待」となるそうです。亡くなってても妹さんを守ったキラは尊いな。。
橘