このレビューはネタバレを含みます
村上虹郎さんの儚さがショックですぐレビューできませんでした。
哀しい……どんどん趣ある良い役者さんになっていかれるなぁ。
前作の中心人物ほとんど入れ替わった今作。
でも今回も飛ばしてました。
鈴木亮平劇場。物凄いな………圧倒的な“悪”。
「この人にはこちらの理屈など通用しない」を体現されてました。
むちゃくちゃ怖いのに、鈴木さんご本人の品がどことなく保たれてるのがまた怖い。。
松坂桃李さん演じる日岡は、これまた目が死んでてすごい。ほとんどの他人も自分も「駒」としか思ってないんだろうな、という感じがしました。
そのわりに頑丈ねぇ…上林から折れた刀でグサグサやられてるのに、スッと立ち上がって上司の銃で銃撃やら。。
滝藤賢一さんのキレっぷりも良かったです。
鈴木さんもだけれど、柔和な印象の人がキレると怖いね。。。
往年の極道役者さんたちの豪華な使い捨て……唯一?生き残る吉田鋼太郎さんはもはやコメディになってしまってた。
斎藤工さんと早乙女太一さんの組合わせ、好きでした。早乙女さん極道スタイルも似合うな。
渋川清彦さんと中村獅童さんは安全に観られます。
中村梅雀さんへ、おっあなたがトドメを!と思ってこれもよかった。
あ、銃創の手当てされてる斎藤工さんがキレ散らかしてるシーンで、闇医者さんが「はいはい」、看護師さんが「じっとしてくださいね〜」みたいに慣れてらっしゃって「プロだ」と笑いました。
降格処分なのか、田舎の駐在さんしてる日岡さんが参加した山狩りラストシーンが意味不明でした。
せめて、駐在さんになったよ…くらいで終わっていたらなぁ。。
鈴木亮平さん作「上林からみた日岡」の絵のお披露目で、松坂桃李さんの目を本人を前にしてべた褒めする鈴木亮平さん微笑ましかった……。
村上虹郎さん顔綺麗すぎる、とも思いました。ご両親それぞれの美しさが良い感じに受け継がれてて綺麗だな、という言い方は良くないと思うんだけどつい。。
追記:実家お隣のヤ◯ザ別邸はどうも親分さんが死去されたらしく退去中で、屋外室内のもの全て運び出されてる様子だそう。
うちにも「欲しいものありませんか?」と撤去任されてる人がきたらしいけどそんなの無いし…要りません、と。そりゃそう。
「あのでかい亀どうしたんかね?」とそれだけを気にしています🐢