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アバターのkojikojiのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
2009年 アメリカ 監督:ジェームズ・キャメロン 2022.08.20視聴#-379 評価4.0
●サム・ワーシントン(ジェイク)
●ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)
●シガニー・ウィーバー(グレイス)
 
 アバター、恐るべし。ジェームズ・キャメロン、すごすぎる。やっぱりこの映画、面白い。
 当時の印象は、面白いと思ったが、ここまで面白さを感じなかった。何故なのだろう。不思議な気がする。
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 戦争で車椅子生活を送っていた元海兵隊員の男ジェイクは、「アバター・プロジェクト」に参加する。それは、惑星パンドラで、希先住民と人間のDNAをかけ合わせた肉体・アバターを遠隔操作しながら先住民を操ろうという計画だった。アバターになって森に入った彼は先住民の美しい女性ネイティリと出会い、教育を受けるうちに恋するようになる。
 アバター計画がうまくいかないと判断した傭兵部隊の隊長・クオリッチ大佐は森を焼き、ナヴィを追い払う計画を実行する。
 ジェイクは彼らを救うためにクオリッチ大佐に立ち向かう。
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 今回観た高画質の映像は、色彩豊かで、素晴らしかった。特にイクランに乗って空を駆け回るシーン、初めてジェイクが森深く入っていき体験する夜の景色。色鮮やかで、草花が光になって、幻想的な世界を見せてくれる。
アカデミー賞美術賞、撮影賞を取っているのもうなづける。

 ジェイクを一人前に教育し、恋人になってしまうナヴィのネイティリが、最初は気持ち悪い感じもしていたのに、観ているうちにだんだん可愛く見えてくるから面白いものだ。

 この映画、金儲けになる鉱物資源を求めて緑豊かな星の自然破壊を行おうとする地球人と,その星の自然と共に生きる原住民との争いを描くことで、生態系の調和と自然環境の保護を訴えるメッセージを持っている。

 どこかで同じような映像を観たなと思って、ふと思いだしたのが、「もののけ姫」だ。
 影響があるんじゃないかと思って調べたら、やっぱりそんなことを考えている人がいた。
 アバターは2009年の作品だが、「もののけ姫」が1997年の作品なら、ジェームズ・キャメロンもジブリの一連の映画は見ていたかもしれない。

 だからなんだと言われれば、特に言うことはない。そう思っただけだ。

 アバター2の日本公開日は12月16日。これから復習をする人が増えるに違いない。
どんな映画になるのだろう。楽しみだ。

 
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