◎ アクション、サスペンス、ハートフル、ラブストーリーなんでも観ます。タグは活用して下さい。 #邦画の時 #珠玉のサスペンス・スリラー #私の恋愛映画ベスト100 ・ベストムービーは2025年に観…
◎ アクション、サスペンス、ハートフル、ラブストーリーなんでも観ます。タグは活用して下さい。 #邦画の時 #珠玉のサスペンス・スリラー #私の恋愛映画ベスト100 ・ベストムービーは2025年に観た作品です。そのため、どんどん変わることになります。 2025(1813→ ) 本 2024(1525→1812) 287本 2023(961→1525) 564本 2025ベスト10 2024ベスト10 1. Perfect World 2. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 3. 二重螺旋の恋人 4. 星の旅人たち 5. 陽はまた昇る 6. スイミング・プール 7. ぐるりのこと 8. ソウルの春 9. 四月物語 10.デューン 砂の惑星part2 2023ベスト10 1.男と女 2.アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 3.山猫 4.木靴の木 5.イニシェリン島の精霊 6.SHE SAID/シー・セッドその名を暴け 7.Love Letter 8.彼女が消えた浜辺 9.凋落の人/みじめな人 10.死刑執行人もまた死す
きたー! 「大菩薩峠」ですねー いや、両方観てますけど、私は内田吐夢派です。 先に原作読破して(高校のころなかなか観れないのに焦れて夏休みに図書館に通って読んじゃった(笑))いるんですが、仏教的な世界観で構築された濃密な感じが凄いです。東映も内田吐夢作品には贅沢に資金を投下しますし、なんとも知れんいい感じです。 間違いなく雷蔵の方がビジュアル的に机龍之介なんですが、映画としてはこっちですね。 原作は、極初期の頃に、最終的には龍之介が宇津木兵馬に討たれて終わる宣言が文中であります。 ところが実際は、そう素直に行きません。 その後何度か掲載紙を変えるうちに、作中時間が止まって(年が変わらない)、作品全体が様々な登場人物がそれぞれ主役を張る群像劇と化して、机龍之介の話は群像劇の中のいちエピソードに矮小化していきます。 んでもって、未完で終了しちゃうんですよ。 なんで映画としては、原作途中から明らかに主役じゃなくなった机龍之介を主役に据え続けて、完結まで持って行く工夫がいろいろと頑張られて、「なるほどーそう終わるんかー!!」的な結末を付けてあります。 うわー、もっかい見直したい!!! 追伸 そうそう、月形龍之介はなんといっても武田一真ですよね! あの絶対的な強さで立ちはだかる壁がないと、十番勝負もずいぶんつまらないものになったはずです。 あの構え、なんかいかにも時代劇の立ち回りのために工夫しましたーって感じだと思ってたんですが、ほんとに何かの古流にある構えだと最近知りました。 恥ずかしい(笑)
kuronoriさん こんばんは 大菩薩峠が小説では机龍之介の話しでないことは後で知りました。ただ、この映画を観る限り、机龍之介が作品の中から消えた後どんなドラマになるのか、さっぱり想像はつきません。それにしても大菩薩峠を読破している日本人は、現在存命中の人の中で何人いるでしょう?そう言う意味ではkuronoriさんは希少価値ですね。敬意を表します。すごい! 因みに、私の長い人生の中で、大菩薩峠を読破したと聞いたのkuronoriさんが二人目です。^_^
いや、小説でもはじめは机龍之介が主人公で映画のとおりの筋書きなんですけど(笑) ただ憑かれたように理由なく人を斬っていくという、人間離れしたなにかになってしまうと、多分そっから話が回せなくなってしまうんですよ。 どんなストーリー展開があってどんな情が絡もうと縁があろうと無かろうとも関係なく、憎くて斬るわけでもなく、利己のために斬るわけでもなく、善悪にも関係なく、ただただ斬っちゃうわけですから話になんないですよね。 そういう意味で、小説の主人公として描いていくとしたら、やはり眠狂四郎くらいの人間性は最低でも要るのだろうと思います。 あとは何か夢や望みやなにかを追って必死で生きてる市井の人々を描いてみせて、そうでない龍之介と対比させていくと、頑張って生きてる人はより生き生きと、そうでない人はより化け物じみて見えてくるわけで、もしかしたらそこんとこを狙って群像劇になっていったのかなぁ???などと愚考しています。