もし、本格的に時間をかけて、映画について研究できるなら、このシリーズの
パートIと本作パート2の比較検証をしてみたい。
「パート2考察」なんてやってみようかな😅
というもの、両者の感じ方が大きく異なるからだ。
シリーズの続編で、同じキャラで同じテイスト。
つまり、おんなじパターンで来ているにも関わらず、(僕だけの個人的な感覚だけかもしれないけど、、)
前作は、「大好き!超ハッピー!」て感じ方だったのに対して、
本作は、
「あれ?どーしたの乗れないぞ、、、
あれ?何か、これ、、キライかも、、」と
印象のベクトレが逆方向にどんどん向かっていってしまった😅
繰り返すが、2作は、おんなじことやっている。
金ピカ、いや、ピンクピカ!の主人公
エル・ウッズが他者からの見た目の偏見?を超えて、持ち前の社交性と聡明な発想と
抜群の行動力とユーモアで、
次々に困難を乗り越え、新たなステージに立っていくというお話。
ギャップ乗り越えサクセスストーリー
前作は、ハーバードのロースクールに入るというサクセスと、
ロー・スクールの学生として、刑事事件を解決するというサクセスを達成したエル
今回は、法律事務所のプロとして、ある
法律の立案に活躍するさまを描いている。
2作とも90分程度の短い尺だし、コメディテイストなので、難課題も、びっくりするほどアッサリ解決していくんだけど、、
まあ、それは、お決まりでいいんだけど、
本作のスンナリ解決は、、冷めてしまった
さて、そこの違いは何なんだろ。
今、言えることは、、
主人公が解決する課題が、個人的レベルか、社会的レベルかじゃないかな(仮説)
本作では、動物実験を禁止する法案成立を目指し、ロビー活動をするエル。
彼女の社交性にお堅い政治家がコロッとやられちゃう、、、
でも、何だか、前作の爽快感がまるでない。
それより、何で?って不信感が広がっちゃうし、
「これって、計算?」て思える演説。
「スミス都へ行く」のオマージュでもあるんだろうけど、僕には程遠かった。
同じような設定の映画に、ジュリア・ロバーツの「エレンブロコビッチ」がある。
本作とは雲泥の差、
やはり、社会的な課題達成には、それなりに丁寧に描かないと、、特に法律、政治ネタは、、、
そこが浅いから、爽快にはならないのかな
あるいは、単に演出力の差かな、、
ラストシーンには、続編を匂わしたけど、
これで終わっちゃったのも、本作の不作からかな、、