しゃにむ

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲のしゃにむのレビュー・感想・評価

4.8
何本金字塔を打ち立てたら気が済むのか…SFサーガ2作目。
青年はジェダイの騎士に成長する。普通の田舎の青年だったルークは前作でひょんなことから銀河を舞台にした壮大な戦争に巻き込まれ、戦いに身を置く内にフォースの片鱗を発露させました。唯一の正義のジェダイの生き残り。ジェダイを根絶やしにする執念に燃える漆黒の宰相ベイダー卿の魔の手が迫る。最後の希望を守るべくジェダイマスター・ヨーダはルークをジェダイの騎士にするために修行を授けます。新シリーズで華麗に体術を披露したヨーダとは打って変わってすっかり老いた印象です。少し残念。フォースは心の調和のとれた状態が理想だと説きます。暗黒面に堕ちない為には怒りや恐怖を克服することが大切だて。はっきりと正義と悪が別れていて単純だけど心の強さってその通りだなと思いました。ルークはダースベイダーと対峙します。剣劇のあのシュイーンって音が好きだな。よく傘で真似してました。一進一退の攻防…手に汗握る緊張感が張り詰める戦闘シーン。そして明かされる驚愕の真実…ちなみに撮影時はベイダー卿の台詞が公開時のものと違って出演者は試写会でこの秘密を初めて知ったそうです。え?そうなの?たいそう驚いたろうな。確かにまぁ口コミはあっと言う間に広がりますから。ヒッチコックみたいに気をつけていたのかも。
魅せる映像は何十年経っても魅せることを忘れません。戦闘機で駆け抜けるシーンは現在の劇場で流しても息を飲む迫力。個性的なキャラクターたち。R2とチューバッカは屈指の癒しキャラ。ハン・ソロ…氷も滴るいい男。古いからって理由で旧作を避けるのは間違いだと実際に旧作を観てから戒めています。言わずもがなSFの永久の金字塔です。
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