流石はサメ映画の頂点
海水浴で賑わう島、ある女性が事故に遭い明らかに大型生物によるものと推察されたが、島の市長らは夏の観光が経済資源の大半を占めるため不慮の事故とし海開きを優先させてしまう...
『シャークネード』等、現在B級、いやS(シャーク)級として認知されているサメ映画だが本作は『ディープブルー』などの真面目なサメ映画だ
経済を優先させたい島のお偉方、被害者親族の無念といった勢いだけでない人間の心理面がしっかり織り混ぜられている
そしてあの有名すぎる曲にあわせて登場するサメである
聞きなれているはずだが、いやはやしっかり恐ろしいではないか
分かっていてもドキドキしてしまう
単純に2音を繰り返し鳴らすだけの曲が、物体が接近するソナー音やサメの心拍音のようにも感じられ、ジャパニーズホラーのようなじわりとした恐怖を感じる
大衆映画ゆえ、往年の名作と気張らずに視聴することをオススメする