前日観た「グローリー」からのデンゼル・ワシントン繋がり。そして「ブラック・クランズマン」とスパイク・リー繋がり。
マンハッタン信託銀行に白昼堂々押し入った銀行強盗犯と交渉人として駆り出されたNY市警のキースの応酬。人的被害、金銭被害共になし。ラストで明かされる強盗犯の本当の目的とは?
なるほどタイトルの「インサイド・マン」ってそういうことだったのね、と最後スッキリ。近年観たどんでん返し系映画の中でもかなりタイトルがスマートな作品。
犯人のボスが悪党だけど悪人じゃないところがいい。人質の1人の子どもとのゲームのくだりが好き。
ちょこちょこ人種差別が出てくるのがやっぱりスパイク・リー監督。物語の根幹にも人種犯罪が大きく関わっている。
ジョディ・フォスターの役の使いどころがちょっともったいないというか、もっと絡めなかったのかなーと思ったけど、やっぱり存在感ある素敵な役者さんでした。
良作でした。