きつね

チェイサーのきつねのネタバレレビュー・内容・結末

チェイサー(2008年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国ノワールとはいったものですね、薄暗くて湿度が高くて血生臭さが漂う気持ち悪さとても好きでした。
鑑賞後の疲労感。
なのに、もっとこういう作品を観たい!!
ノワールをもっと!!摂取したい!!
という気持ちにさせられる。

殺人の追憶を感じさせる今作。
どちらも実在の事件を題材にしているんですよね。
警察に検事マジクソだな。。と思いながらの商店でのおばさん絶望展開。
本当に叫びそうになった。
警察も尾行してたのに。。
風邪なのに出勤させた主人公もさ。
この話が実在するというところがいちばんの絶望ですね。

重ね重ね絶望ポイントが加算されて、ひ〜!!となりながらもサスペンスを観る喜びを感じさせられる作品でした。

もう一回観たくはないけど、めちゃくちゃ良作だと思う。

〜気になったところ〜
キム・ユンソクがずっとロバート秋山に見えて緊張感がやや緩和。
女警官の生理のくだりは必要だったのか。
飼い犬を殺したのは、なぜ?
子供時代のキム・ユジョンがめちゃくちゃ可愛い。
きつね

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