ごりぞう

第5惑星のごりぞうのレビュー・感想・評価

第5惑星(1985年製作の映画)
5.0
17歳で、この映画を観ることになった。
性別や人種どころか、性も種族も言語も違う異星人同士が、主人公である。そりゃ、とんでもない難題を含む映画で、暗喩されるテーマは、21世紀の現代でも重い。
邦題は「第5惑星」で、原題「Enemy Main」原題の方が真意を得ているが、SF映画に「我が宿敵」なんてタイトルは似合わない。
異種間の二人が、サバイバルを通して友情を育んでいく映画。
エイリアンと比較すると、最低限会話が成立することが重要なのだとわかる。つまり、同じ人間でも会話が成立しない人間とは分かり合えないという哲学的な真理も含んでいる。
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