狭須があこ

何という行き方!の狭須があこのレビュー・感想・評価

何という行き方!(1964年製作の映画)
4.2
くそっ信じられんくらいガバガバ映画なのに面白かった
なんやこの邦題

結局誰の何がどう悪かったのか、悲劇なのか喜劇なのかいい話なのか、イヤ人死にまくりだからいい話ではないと思うんですけど、でも最後ほっこりしてしまうんですよね。
なんやこの映画

まぁルイザさんは、こういう生き方(行き方?)でよかったと思うよ。別に悪いことはひとつもしてないし。
でも普通は、自分のせいじゃなくてももう少し気に病んだりとかするもんなんだよな。不幸だったことをすべてサラッと忘れて次に進んでいけるの、人生としてはなかなかできない、理想の生き方だと思いますよ

何が悪かったんですかね~
結婚の決断が早すぎるんですかね。追いかけられたい女じゃなかったからですかね。
こんなにサンプルが居ても、「男ってそんなもの」なのか、「ルイザさんが魔女だった」なのか、「男を選ぶときチェックするところを考えよう」「結婚生活なんて最初の約束からかけ離れていくものよ」なのか、一体どれが真実なのかわかりませんでした。怖。

しかし序盤から思っていたのでラストはとっても納得した。
ずーーっと序盤から思っていたんですよ。判断を間違えたのは他の人ではなくルイザですよ。
ルイザが責めるべきは自分ですよ。

まぁ映画一本分まるまる使う彼女の人生、なかなか面白くて楽しませてもらいましたが、それでもきみの人生、死屍累々なワケやん。
ドラマティックな展開と引き換えにお亡くなりになっていった方々の、ご冥福をお祈りします。

独身美女には絶対なんかヤバさがあんねん!!なんか!!
狭須があこ

狭須があこ