77年前に作られたモノクロのクリスマス映画。
今観ても決して色褪せることなく、人生を懸命に生きてる人への応援メッセージが込められてるように思えた。
いろんなことが上手くいかなくなって、自暴自棄になって生きているのが嫌になって、目の前にあるこれ以上ない幸せが見えなくなっている主人公にそれを気付かせるべく、おじさん天使が奮闘する。
人生は辛いことも壁にぶつかることも多いけど、もしかしたら、私の存在が誰かの力になっているかもしれない、人生捨てたもんじゃない、近くにある幸せを大切にしようと思える作品だった。
「人間界で鳴るベルの音は、誰かを幸せにした天使が翼をもらった証」、そして天使はどこかトボけたおじさんという設定が可愛すぎて幸せな気持ちになった。
オープニングクレジットを紙芝居のように見せるのが、寧ろ新鮮でワクワクする。
そしてハッピーエンドはハッピー過ぎてやり過ぎな気もするが、クリスマスだから笑顔いっぱいがいいと思えた🎄✨