hua

インサイダーズ 内部者たちのhuaのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

韓国の裏社会の汚職や癒着、腐敗などの政治の闇を暴こうとする男たちの騙し合いを描く社会派サスペンス。

何度もひっくり返る展開がとにかく面白い。
 
中盤まで主演2人以外の登場人物がややこしくて混乱したが、

・大統領候補(政治家)
・自動車会社トップ(財閥)

の癒着により腐敗した巨大権力を背景にその裏で活躍する

・新聞社のトップ(フィクサー)
      VS
・実態を暴こうとする検事
・フィクサーへの復讐を目論むチンピラ(ゴロツキ)

という構図。

このシンプルな構図さえ分かれば大丈夫😅
その構図を理解するために「相関図」があるとより分かりやすい。

どんな役にもハマるイ・ビョンホンは流石。何度痛い目に遭っても信念を曲げない姿が本当に格好いい。
初めて拝見した検事役のチョ・スンウさんもよかった。時々草彅くんに見えた(多分私だけ)。
この2人が築く信頼関係による絆が
たまらなく心に染みた。

そして本作の紅一点であるチュ・ウネがなんだかちょっといい子で、切ない。
もう少し活躍が見たかった。

韓国映画はやっぱりよく出来ている、またしても日本は敵わないと思うけど、
下品なシーンもチラホラ。
これはこれで日本映画では絶対にないだろうと思った。
そしてまたしても体が痛くなるシーン。今回は手首が…
そこだけが要注意⚠
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