しゃおりん

素晴らしき哉、人生!のしゃおりんのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

クリスマスも近いので鑑賞。
大感動ものかと思いきや最初の天使のくだりから茶目っ気要素があって結構面白い。

お人好しの性格から自分のしたかったことを若い頃から一度も叶えられていない男の話。
愛とか人情とかホカホカするけど、唯一金のことだけストーリーの中でものすごくシビアに描かれてる。
こんなに身を粉にして人に尽くしてきたのに、過失でお金失くしたらそこで人生終了なのたまったもんじゃないな、からのラストは感動。今までのことは無駄じゃなかった!っていう嬉しさと天使よかったな〜ありがとな〜っていう嬉しさ。
ポッターが金を隠したことが最後まで暴かれないのが、愛とか思いやりが金に勝った瞬間だと思う。