NORA

笑の大学のNORAのレビュー・感想・評価

笑の大学(2004年製作の映画)
2.6
舞台を映画に置き換えることの難しさをひしひしと感じる作品。同じ三谷幸喜の『ラヂオの時間』でもそれはあるが、あちらはドタバタ要素が強いためスクリーンでも相応に楽しめる。対してこちらは2人芝居。舞台上の息遣い、緊張感、何よりそこから生じる笑いを再現するのに、本作が適切なアプローチを採用しているとはお世辞にも言えまい。分かっていながら監督を引き受けた星譲も気の毒ではある。
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