走るゾンビの元祖ってこれだっけ。一応ゾンビ映画のフォーマットに沿ったつくりではあるけれど、後半は完全に人間vs人間だし、ゾンビのゾンビっぽくなさ（走り疲れて肩で息してたりするし）含めてそんなに怖くはない。アクションシーンはチャカチャカと矢継ぎ早にカットを割ってるだけで全然状況が理解できないし、初期ダニー・ボイル特有のイキったオサレ演出とかオサレ音楽とかを楽しむ映画のひとつ、くらいに考えておいた方がいいかもしれない。前半の静かな雰囲気は良かったのと、終盤、幼女がずっとラリってたのはちょっと面白かった。なお、多方面で指摘されていますが、画質の悪さは仕様です（ラストだけ綺麗なのは、ここだけ別のカメラで撮り直したから）。
