このレビューはネタバレを含みます
アルマとエリーサベットの映ってるところをものすごく長い劇中劇と理解したので、少年は芥川龍之介の河童よろしく生まれるか生まれないかの判断を委ねられてるのかななどと考えていた。
エリーサベット、女の人好きなんやろな、と途中まで思っていて、たぶんアルマもそう思ってたように見えたけど、その実血を吸いたい人だったのでたまげた。悪魔祓いものでまず憑いている悪魔の種類を突き止める手順があるけど、エリーサベットの欲望を突き止めたアルマの姿に似たような貫禄を感じた。
個々人の視力の程度の描写が効果的に扱われていた。