結婚するのは面倒だから嫌だけど自分の優れた遺伝子は残したいので金はやるから俺の子供（息子しか認めない）を産んでくれる女を募集中的な、潔癖で完璧主義者の今田耕司みたいな気持ちが悪い成功者の中年にバート・レイノルズ。今の時代それがおフザケ、作り物だとしても大炎上しそうな80年代コメディ。この出会いでお互いが惹かれ合い、結局は結ばれてしまう無責任すぎる展開には一ミリも納得できないけど、アクション俳優という肩書を外してコメディよりのドラマを演じているレイノルズはひたすら楽しそう。レイノルズの口周りのヒゲが卑猥。分娩室に運ばれるビヴァリー・ダンジェロをレイノルズや神父やら友人らが取り囲み励ますラストは粋でちょっと良かった。
