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ソウル・サーファーのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ソウル・サーファー(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

鮫に襲われて左腕を失った女性サーファーの話。
スポンサーが付いて練習に専念するため海外ボランティア活動に参加できなくなった彼女に「残念だわ」と言った先生に対して生徒の活躍を喜ばないなんてひどい人だと思ったし、「行けないでしょ?」と訊かれて(というより同意を求められて)「さあ?」と返した母になんでそんな冷たい態度と思ったけど、「いろんなことに目を向けなさい」ということだったのかとハッとした。実際、彼女の復活劇は被災地でのボランティア活動があってのことだろうし。
他にもハッとすることばかり。
「新しく覚えることが山のようにあるぞ。でも幸いできないことは少しだ」
「長男を生んで退院したとき初めてで何もわからなかった。あれと同じ。日々の積み重ねよ」
「サーフィンしか生き甲斐が無かったら挫折したときどんなに苦しむか。人生に絶望してしまう」
「対等に扱われてやる気が出た」
なにごとも受け止め方ひとつなんだなあ。
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