賽の河原

007 スカイフォールの賽の河原のレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
3.9
美しい。
オープニング、ストーリーを示唆していてアデルの曲といい完璧。上海のシーン、マカオのシーンも美しい。すっかり悪役が板についたハビエル・バルデム、シガーの印象が強すぎてアレだけどもやっぱりいい。あれは007の「そうなってしまうかもしれない可能性としての姿」の1つを示しているとも言えて、諜報員失格扱いでもう終わりかけのボンドが、、、という燃える展開。それ故にラストシーンの美しさが際立つんだよなあ。もうあんなユニオンジャックのはためく所に立つのはズルい。あんなん絶対カッコいいでしょう。
前作との時間軸の差とか「?」な部分も結構あったんだけれども、とても美しくて優雅な007で大満足。
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