キャッスルグレンギャリ

愛のアルバムのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

愛のアルバム(1941年製作の映画)
3.8
U-Nextで鑑賞。主人公のアイリーン・ダンが、レコードアルバムを愛するひととの思い出を回想する物語。そこには愛する人が立っていないので、失うのはその人なのか、でも「失われる」人がケーリー・グラントというのはキャラにふさわしくないよな、と思いつつ観ていくと、やはりそうではありませんでした。
養子の迎え方はアメリカと日本は違うと思います。日本人は子がないからと養子を迎えるのは抵抗があるのではないでしょうか。日本の場合は、跡継ぎがいないから、と本人もわかっていて養子になる、というのが一般的では。なので本作のストーリーには少し違和感がありました。
でも子供は養子でも宝、鎹です。子供を産みたがらない、今の日本の若者には観てほしい作品です。